エフェクトレシピ 第四回:Video Copilot【Element 3D】

EFFECT RECIPE(エフェクト・レシピ)第4回では、いよいよ大注目の Element 3D V2 をご紹介いたします!
Element 3D は、チュートリアルやプラグインで有名な Video Copilot がプロデュースする、3D描画プラグインです。 その特徴はなんと言っても、ゲームエンジン譲りのリアルタイムグラフィックスの考えをベースとした、高速でハイクオリティなレンダラではないでしょうか。 そんな Element 3D は2014年末に、待望のバージョン2がリリースされました。

バージョン2では、シャドウやリフレクション、アンビエントオクルージョンやシェーディングの大幅クオリティアップなど既存ユーザーが待ちかねていた機能も加わり3D描画系では他の追随を許さないだけではなく、ケースによっては3Dソフトを使わずにAfter Effects と Element 3D だけでも完結できてしまうほどのポテンシャルを持っています。 今回はそんな Element 3D をパートに分けてご紹介していきますので、是非、チェックしてみてください。

Element 3D 製品詳細

Element 3D – Part 1「シーンセットアップとマテリアルの設定」

PART1 では、Element 3D の概要、シーンのセットアップ、マテリアルの各パラメーターについて解説しています。

Element 3D – Part 2「アニメーション手法」

PART2 では、Element 3D におけるアニメーションの概要、Group Nullの操作、Auxiliary(AUX)によるアニメーション、パーティクルエンジンの Particle Duplicator およびに Multi Object、そしてOBJシーケンスやC4Dファイルをインポートして、他の3Dソフトで作成したアニメーションを読み込む手法をご紹介します。

Element 3D の作例紹介

The Satellite Year “A Campus, A Heart, A Star” from bildpiloten

bildpiloten によるミュージックビデオですが、3Dオブジェクトが Element 3D によって合成されています。ビルのモデルパックのMetropolitan、車の3Dモデルや、Optical Flares, Video Copilotの実写系ストックフッテージ (Action Essentialなど) がふんだんに使われています。メイキングビデオでは、どのようなプロセスで作られているのかが見ることが出来るので面白いです。 メイキング動画はこちら