Datamosh 2のMosh Maps活用方法
このビデオではDatamosh 2 の新機能、Mosh Mapを活用してビデオ内でモッシュする領域を制御する方法を紹介します。また、ロトスコーピングやDepth Scannerで生成したデプスマップの活用するテクニックも併せて説明します。
利用ツール
Datamosh 2
Datamoshは、映像圧縮におけるフレーム間予測の技術を応用し、Pフレーム(デルタフレーム)の複製とIフレームの削除によって映像を破壊してデータモッシュを実現するAfter Effectsエクステンションです(Pフレームは前のフレームを参照したフレーム間予測圧縮、Iフレームはフレーム間予測を利用しない圧縮)。
Depth Scanner
Depth ScannerはAIを利用して映像/イメージからデプスを生成するAfter Effectsプラグインです。使い方は簡単、プラグインを適用してエフェクトコントロールのInterfaceでFast(速度優先)/Accurate(制度優先)を指定し、ModelとResolutionで解像度を指定すれば設定に応じたデプスマップが自動で生成されます。隣接フレームを計算して滑らかなデプスマップを生成する場合はTemporal averagingにチェックを、RTX20XX以降のカードでの処理速度を向上させるためにはUse Halfにチェックを入れて利用してください。
制作者ノート
Map Markersを使用してコンポジションの領域を設定してマップとしてレンダリングします。レンダリングしたマップはDatamosh 2の強度のマップとして利用します。
マップ レイヤー上の白いピクセル = 100% モッシュされます
マップ レイヤー上の黒いピクセル = 0% モッシュ(モッシュされません)
Happy moshing!