TextExploder V2をKBarに登録
TextExploder V2 はテキストレイヤーを文字や単語、行ごと異なるレイヤーに分解するAfter Effectsスクリプトです。今回はTextExploder V2をKBar3に登録する方法を紹介します。
TextExploder V2をKBar3に登録する際にはTextExploder V2の開発元であるmamoworldから提供されるKbar3用のSVGアイコンとargumentsを利用します。なお、本解説はKbar3はインストール済みの環境を想定しています。Kbar3が未インストールの場合はKbar3の製品ページを参照してKbar3のセットアップを済ませてください。
ステップ１：SVGアイコンをダウンロード
下記リンクよりTextExploder V2用のSVGアイコンをダウンロードしてください。ダウンロードしたZipを解凍して4種類の.svgファイルを確認してください。
ステップ２：KBar3を起動してTextExploder V2を登録
STEP 1 KBar Settingsを開く
KBar3を開き、KBar Settings > Add ButtonからRun JSX/JSXBIN Fileを選択します。
Step 2 ScriptUI Panelフォルダに.jsxbinを選択
BROWSEボタンをクリックしてScriptUI PanelフォルダにあるTextExploder.jsxbinを選択します。
- Windows：C/Program Files/Adobe/Adobe After Effects XXXX/Support Files/Scripts/Script UI Panels/
- Mac：Applications/Adobe After Effects CCXXXX/Scripts/Script UI Panels/
Step 3 KBarのargument & Descriptionを入力
Value of “kbar.button.argument"(optional)欄に下記のargumentを入力します。Descriptionについては入力した機能の概要を入力します（日本語可能）。
- explode({split:"characters"}) ：テキストを文字ごと分解
- explode({split:"words"})： テキストを単語ごと分解(半角スペースで分解)
- explode({split:"lines"})：テキストを行ごと分解
- explode({split:"custom word", splitWord:"MYWORD"})：テキストをカスタムワード(MYWORD)で分解
- explode({split:"custom regular expression", splitWord:"REGEX"}): テキストをレギュラーエクスプレッション(REGEX)で分解
Step 4 アイコンの登録
設定画面のICONをクリックするとアイコン割り当てウィンドウが起動します。アイコンの種類をPNG/SVGに変更してBROWSEからダウンロードしたTextExploder V2のアイコンを割り当てます。割り当てが完了したらOKをクリックします。
Step 5 準備完了
スクリプト(.jsxbin)の割り当てとargument & Descriptionの入力、アイコンの割り当てが完了しました。OKボタンをクリックしてKBarボタンを生成します。
Step 6 準備完了
TextExploder V2ボタンが生成されました。テキストレイヤーを選択してKBarパネルの"split text into characters"ボタンをクリックすれば、ワンクリックでテキストを分解することができます。
製品紹介
TextExploder V2
TextExploder V2は、テキストレイヤーを文字や単語、行ごと異なるレイヤーに分解するAfter Effectsスクリプトです。
KBar3
KBar3は、エフェクトやプリセット、スクリプト、エクスプレッションなどを割り当て、カスタマイズ可能なツールバーを生成するAfter Effects専用のユーティリティーツールです。